インテリアを愉しむ!複数のテーブルをすっきり収納、変幻自在なネストテーブルとは
「ネストテーブル」。
あまり聞き馴染みのない方も多いかもしれません。
英語ではNesting tablesなどと呼ばれ、"Nest"=「動物の巣」などの意味から派生しています。
言い換えれば「入れ子式のテーブル」のことです。
省スペースでもインテリアを楽しみたい方へ!
一説には産業革命時代の英国が発祥とされているネストテーブル。特にロンドン周辺の居住空間の狭さがその普及に一役買ったとされています。
ひとつひとつがコンパクトなため持ち運びが楽であり、広いスペースがなくてもお部屋にアクセントをつけられます。
状況に応じて自由な使い方ができる「マルチ家具」として近年日本でもじわじわと人気が出てきており、限られた居住スペースの中でもお気に入りのインテリアを楽しみたい、そんな方にとってネストテーブルは非常に使い勝手が良いアイテムなのです。
あなた次第!ネストテーブルの使い方
2〜4つがセットになったものが多いネストテーブルですが、すべてを一箇所で使うもよし、個別にいろんな部屋に置くもよし、使う方のライフスタイルによって様々に変幻自在です。
【すべて一緒につかう】
*普段は重ねてコンパクトに使用し、来客時などには伸長テーブルとして3つ並べて使う
*お気に入りの花やアート、アクセサリーなどを飾ってミニギャラリースペースに
*ホームパーティではスナックやドリンクを並べるバースペースとして
*在宅ワークでのワーキングテーブルとして
【それぞれでつかう】
*玄関脇に、鍵やマスクのちょい置きスペースとして
*リビングで、アームチェアやソファサイドのコーヒーテーブルとして
*寝室に、ベッドサイドランプや本、スマホやハンドクリームなどを置くテーブルとして
*リビングで、観葉植物などを飾る台として
*ソファで、ラップトップの動画視聴をする際の補助テーブルとして
*キッチン近くに、お気に入りのマグカップとティー/コーヒーセットをスタンバイさせるカフェコーナーとして
*キッズルームに、絵本やお気に入りのおもちゃを飾る台として
ざっと考えただけでもどんどん使い方のアイデアが浮かんできますね。
ライフスタイルが変わっても、ずっと活躍
専用家具ではないことの利点は、使い方をどんどん変化させていけるということにも。ライフステージの切り替わりや生活スタイルが変わっても、その都度新しい使い方ができるのです。
300年以上も前に生み出されたネストテーブルは、「ものを大事に使う」という意識を持つ方が多くなってきた今の時代にもとてもマッチしたアイテムなのです。