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マルニファニシングについて

家具を「再生」して、つくり手や使い手の想いを次世代に伝える

家具のリフォームを一手に引き受ける修理専門集団
1928年に広島で誕生したマルニ木工は、多くの人に上質な家具を使ってもらいたいという思いから、手仕事と機械化の程よいバランスを考え、丈夫さと緻密さ、技術と味わいをひとつひとつの家具に込めてきました。その一方で、マルニ木工の技術力をホテル・レストラン等のインテリアにも生かすべく、日本で初めての業務用家具専門メーカーとして1975年に設立されたのがマルニファニシングです。その後家具のリフォーム(修理)部門が発足。マルニ木工の家具の修繕を請け負い、阪神大震災で被災したホテルのリフォーム支援の貢献などを経て、現在では家具修理に特化した技術を持つ企業として、全国から寄せられるあらゆる家具のリフォームに取り組んでいます。
塗装、張り替え、部材交換をワンストップで行えるのが強み
100年後も使い続けられる家具をつくること。そのためには良質な材料を使い、時代を超えて愛されるデザインとそれを表現する技術力が備わっていなければなりません。そして、メンテナンスも重要です。マルニファニシングでは豊富な家具づくりの経験を生かした熟練職人の修理技術と、張り替えから塗装まで修理の全工程を一貫して自社工場で行う修理環境を整えています。それにより費用を抑えることができるのはもちろん、品質の面でも安心してご利用いただけます。数百に及ぶホテルの客室から、家庭のチェアやテーブル、さらには他メーカーでつくられた製品までリフォームを引き受けます。依頼された修理箇所のみならず、家具全体の診断を行い、より快適な使い心地になるように提案しています。
使い続けた家具はモノ以上の存在。新たな意味と価値を込めて送り出す
マルニ木工は、家具をつくったら終わりではなく、そこからがまた始まりだと考えています。時代を重ねて使われてきた家具は、かけがえのない財産となっているからです。かつて「50年使っているソファを直してほしい」という依頼がありました。聞けば亡くなったご家族との思い出が詰まったソファで、新品のほうが安いのに、それでも修理を希望されました。家具を愛することは大切な人と過ごした時間を愛することでもあると、このエピソードは物語っています。
そして、いいものを大切に長く使うという価値観が少しずつ育まれ、世の中の家具に対する考え方も変わってきているように思います。ホテルにおいて「この椅子は創業当時から50年使っています」と誇らしく語られる。家庭で代々受け継いできた家具を次世代に渡していく。そういう話も珍しくありません。時を重ねた家具だからこそ備わる魅力をそのままに、さまざまな人の思いがこもった家具を直して使うことに価値を見出す。マルニファニシングだから届けることができる社会貢献をこれからも続けていきます。