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家具の寿命ってどのくらい?


家具の寿命ってどのくらい?

良く聞かれる質問です。躯体がしっかりした家が丈夫に長く暮らせるのと同じように、上質な木材で作られた家具はきちんと手直しをすれば何世代にも渡ってご使用いただけます。

ご使用環境や使い方、頻度にもよりますが、しっかりした材質のものは数十年お使いいただけます。しかし、やはり長年使用しているとクタってきたり、貼地の生地や革の劣化、ガタつきなどが生じてくるため、きちんとメンテナンスをしてあげる必要があります。メンテナンスをすることで、命を吹き返すのも家具の素晴らしいところです。

こちらは、あるご一家のソファです。
ご両親から譲り受けたソファは年代物ですが、とてもしっかりしたものでした。ですが、今のお二人の新居のインテリアには少しマッチせず、お悩みだったそうです。
もしかしたら、インテリアにそぐわないから処分や買い換えの起因となるタイミングでもありますよね。
ですが、ご両親との想い出や、なによりまだしっかりとして「使える」部分を考え、「修理・リノベーション」という選択肢を取られ、マルニファニシングにご依頼をいただきました。
メインはファブリックの張り替えです。ご依頼主様のお部屋の雰囲気に合わせ、シンプルな無地の張り生地に。
もちろん状態の全ての診断を致しますので、中のクッションなども全て張り替え、座り心地も抜群に上がりました。
木部においても、少し調色し、ファブリックの美しさを引き立てるフレームとしてトーンアップ。
空間に馴染むお好みのソファへとへ生まれ変わりました。張り地が変わるとグッと印象も変わりますね。
新品にはない、価値あるその人だけの一品となりました。

リノベーションを経てイメージがガラッと変わったソファ



木の家具は、人より長生きです

築100年などの木造古民家があるように、木製家具もきちんと使えば、長い年月お使いいただくことが可能です。木製家具を長持ちさせる日常的なケアを行いましょう。

■乾いた布で汚れをふき取る
ダイニングテーブルやダイニングチェアのように毎日使用する家具は、表面が汚れやすいものです。固く絞った布巾での水拭きと、乾拭きをダブルで拭き掃除してください。日常的につく汚れはだいたいこれで落とすことができます。

家具のメンテナンス、お手入れのイメージ画像


■直接日光や冷暖房機器からのダイレクトな影響を避けましょう
直射日光を当てない。サッシや窓際など開口部に近い場所は避けましょう。直射日光に当たり続けると木質素材や布などの劣化が進んでしまいます。また、エアコンやストーブがダイレクトに当たる場所は過度な乾燥環境となりますので、直接当たらないように設置することをおすすめします。

家具のメンテナンス、お手入れのイメージ画像


■カビにご注意を!
チェストやキャビネットなどは、どうしても背面のお手入れがしにくい家具がありますよね。しかし、面倒だからとお手入れを怠ると、風通しの悪い背面に湿気がたまりカビの発生の原因にもなりかねません。定期的に背面を清掃し、しばらく風通しのよい場所に置いてください。カビの発生を防ぎましょう。また、面倒であれば、壁から少し離して設置するのもおすすめです。

家具のメンテナンス、お手入れのイメージ画像


「なおす」という選択肢を持とう!

サステナビリティやSDGsといった言葉も身近になる中、愛着が湧いたものを長く大切に使いたいというご要望は年々増えていますね。
マルニファニシングでは、お持ちの家具を修理することも行なっております。
私たちの家具の修理はただ綺麗にするだけではなく、これから先も家族の一員として長くお付き合いいただけるよう、見えない内部の構造から丁寧に見直しを行い新たな命を吹き込むことを行なってゆきます。
引越しや家族構成が変わるタイミング、家具が壊れたからなど、家具を買い換えるタイミングは多々あります。
買い換える前に、お手持ちの家具をアップデートしてみる選択肢を是非お持ちいただきたいと思います。
修繕目的はもちろん、家具もお部屋の雰囲気と合わせてみる!自分好みにリノベーションしてみる!のはいかがでしょうか。

まずはお気軽にご相談ください。

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