製品詳細

あまりに硬いため曲げることができないと言われていた「カリン」を、木工職人のプライドをかけて曲木加工した「ショパン」シリーズ。このロッキングチェアは強度に優れたカリン材の特徴を生かし、通常のロッキングチェアよりもはるかに細い脚を実現しました。脚の美しいカーブに、実用と美的センスの両方が込められています。ショパンのロッキングチェアはヴィンテージ市場でもあまり出回ることがなく、デルタチェア以上にレアな存在。めったにお目にかかれない代物です。

どっかりと体重を預けて、心ゆくまでリラックスできるのがロッキングチェアのいいところ。座ると自分にとってちょうどいい重心の位置に止まり、体を動かすと心地よい揺れのリズムが訪れます。そのまま本を読む、お酒を飲むなど、自分だけのリラックスタイムにハマる人が多数。一人掛けのパーソナルな椅子という点がソファとの違いで、自宅の好きな場所に動かして座る使い方もできます。 床に触れる部分が気になるならラグを敷くといいでしょう。

2022年11月に開催された伊勢丹 新宿店でのイベント「＜マルニ木工＞RE-INNOVATION ー家具再生の新しいかたちー」では、＜nonnative/ノンネイティブ＞のデザイナー藤井 隆行さんが監修した特別モデルのロッキングチェアが登場し、家具好きのあいだで話題となりました。今回は元のカラーよりもさらに濃いダークマホガニーカラー仕上げ。アメリカ・Maharam（マハラム）社のファブリック「メリット」を使用した、立体的な座面の表情も魅力で、非常に存在感のあるチェアが完成しました。