製品詳細

今では貴重な調度品、レトロアンティークなスモーキングスタンド
ボタン絞りと精緻な彫刻が施された、荘厳なクラシック様式家具シリーズ「LOUVRE」が発表されたのは、日本が高度経済成長期真っ只中であった1969年。健康志向により喫煙者が減少している現代ですが、当時の大人にとって「たばこ」はなくてはならない嗜好品のひとつ。喫煙する所作にみんなが憧れを抱いた時代、応接セットに灰皿は必須でした。鋳物と木材を組み合わせた、豪華で重厚感のあるスモーキングスタンドは、現代ではなかなかお目にかかることのできない、気品あふれる調度品のひとつと言えるでしょう。 ※「LOUVRE」シリーズは、いずれもコンセプトを共有したトータルデザインで仕上げられており、古代ギリシャの建築様式のひとつである「ドーリア式」をイメージした彫刻デザインもその特徴のひとつ。スモーキングスタンドの柱部分に浅く掘られた縦溝デザインは、同シリーズのリビングテーブル脚部や小物類にも見られ、当時はセットとして並べるとこの統一性のあるデザインが、空間にさらなる高級感をもたらしていました。

総舵輪と帆船をモチーフとした灰皿と艶やかな木製スタンドで気品あふれる佇まい
総舵輪と帆船が描かれた鋳物製の灰皿は、壮大な海原を彷彿とさせ、冒険心をくすぐるデザイン。クラシカルな雰囲気で温かみのある木材が格調の高さを印象付けます。 スタンド部位は、シリーズ家具とお揃いの溝をあしらった丸脚を採用し、落ち着いた色合いで気品あふれるマキシマムオーク色の塗装を施し、気品あふれるヨーロピアントラッドスタイルのインテリアに馴染む仕上がりとなっています。リビングテーブルやソファのサイドにさりげなく置かれているだけで、絵になる美しさです。

エネルギッシュな時代に想いを馳せながら、安らぎのひと時を過ごす
破損箇所がほとんどない良質な状態だったため、傷の補修と基本的なクリーニングのみ実施。鋳物の重厚感に艶やかで滑らかな木肌の表情など、当時の趣と空気感がそのまま味わえます。 愛煙家や葉巻をたしなむ方にとっては、リラックスして煙を燻らせながらゆったりと一息つく、そんな安らぎの時間を過ごしていただく調度品として最適。また、小物やスマートフォンなどを置くベットサイドテーブル代わりなどとしてもご使用いただけます。